どうも、三上陽永です。
壊しますよ。え~壊します。
破壊と創造ですよ。
最近わかってきたんです。
師匠は、まずリアルな感情にこだわり、嘘のない芝居をする。
ちゃんと感情が流れて、芝居として師匠の中の最低基準を満たすと、
あとは壊します。破壊ですよ。
常識なんてもんないし、むしろ演劇界の常識なんて壊してなんぼでしょう。
え~そうです。
そんなだから、役者は壊れますよ。どんどん壊れます。
稽古も終盤。
毎日稽古やって、激しいダンス練して、
酒飲んでりゃ、そりゃあ壊れます。
おっさんみたいな長身の女優が現れたり、
死ぬ程にんにくの臭いさせてくる役者が現れたり、
骨と皮しかない役者が現れたり、
ずっと屁が止まらない女優が現れたり、
グルグル♪言ってる女優が現れたり、
鏡しか見てない役者が現れたり、
どう考えてもおばさんにしか見えない18歳が現れたり、
目力ゼロの役者が現れたり、
裸で踊る猿人が現れたり。
そりゃあ~壊れますよ。
え?だからなんだって?
だから、おもしろいんです。