グローブ・ジャングルで、壊す

第1回公演/グローブ・ジャングル 2008年4月29日

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どうも、三上陽永です。

壊しますよ。え~壊します。

破壊と創造ですよ。

最近わかってきたんです。
師匠は、まずリアルな感情にこだわり、嘘のない芝居をする。

ちゃんと感情が流れて、芝居として師匠の中の最低基準を満たすと、
あとは壊します。破壊ですよ。

常識なんてもんないし、むしろ演劇界の常識なんて壊してなんぼでしょう。

え~そうです。
そんなだから、役者は壊れますよ。どんどん壊れます。

稽古も終盤。
毎日稽古やって、激しいダンス練して、
酒飲んでりゃ、そりゃあ壊れます。

おっさんみたいな長身の女優が現れたり、
死ぬ程にんにくの臭いさせてくる役者が現れたり、
骨と皮しかない役者が現れたり、
ずっと屁が止まらない女優が現れたり、
グルグル♪言ってる女優が現れたり、
鏡しか見てない役者が現れたり、
どう考えてもおばさんにしか見えない18歳が現れたり、
目力ゼロの役者が現れたり、
裸で踊る猿人が現れたり。

そりゃあ~壊れますよ。

え?だからなんだって?
だから、おもしろいんです。