稽古場日誌4「映画も見た、小説も読んだ、でもやっぱり、舞台だからこそ…!の『青春の門』を届けたい!!」

稽古場ブログ 虚構の旅団vol.3/「青春の門〜放浪篇〜」 2016年1月30日

みなさまこんにちは!
日誌、第4回の日直は木村美月です(*^^*)
さて、本番まであと何日かなーと考えてみると…なんと4日しかない!!
これまでの稽古って、すごく濃かったんです。

本読みっていう、台本を離さずイスに座った状態でセリフを言うのを半月、台本を離しながらも、まだ舞台のセットがしっかりと決まっていない状態で自由に動いてみる、というのが10日間ほど、だんだんセットや、動き方も決まってきて、でもその中でやっぱり自由にできるところを見つけて、役や、状況を深めていって…!

なんと、『青春の門』と向き合ったことか。
そして、本番中も向き合い続けます。進化し続けるはずだし、みんなでそうしていきたいな、と。
あと4日間で何ができるか。

ちなみに稽古をする前に、私、映画の「青春の門」見ました!1981年、佐藤浩市さん主演のものです。

筑豊で生まれ育った息吹信介の、子供時代から描かれています。筑豊の自然や、炭鉱での労働、性の目覚めという少年時代の生々しさ、それから早稲田大学に入ってからの東京での過酷な生活。
今回私たちが演じる『青春の門』は、伊吹が早稲田大学に入ったあとのお話です。

最初は、映画や原作の小説を意識しつつ稽古に入りましたが、やってみると全然違う。
舞台は舞台だ。
その良さは、本当に別物です。

映画みたいに、忠実なセットはつくれないし、小説みたいに、緻密に心理描写、情景描写を描くことはできない。
けど、舞台は、演じている生の人間が、目の前にいて、同じ空気を吸っていて…!

きっと、原作や映画を知っている方でも、それとは全く違う楽しみ方をできるんじゃないかな…!?照らし合わせることもできるし!!

そういうのも意識して、稽古に取り組んでいます。
はて、そんな中、みんなの髪型や髪色も決まってきました!!
ばっさり切った人、色を変えた人、前と雰囲気が全然違う人もいます!
へっへっへ( ̄▽ ̄)まだ秘密なんですけどね…♡
すっごく、お楽しみに!!!

左が客演の小林夏子さんと、右が磯部莉菜子さん。こんなお二人もちょっとずつ髪型が変わって…!ニヤニヤ

そして、「青春の門新聞」欲しいと連絡くださってありがとうございます!(((o(*゚▽゚*)o)))
まだまだ受け付けております♪
新聞の他にも、あらすじや千葉さんの紹介、ひと言メッセージなど添えてあります!

それでは、今日も頑張っていきましょう♪♪