稽古場ブログ

「ピルグリム2019」稽古場よりその34

稽古場ブログ 第14回公演/ピルグリム2019 虚構の稽古場Blog 2019年2月20日

さあて、いよいよ、劇場入りです。

というレポートは、鴻上です。

今日は、朝から劇場入りです。
ただし、俳優は、稽古場最後の「エア通し」と呼ばれる、装置も小道具も音楽もない「通し」を、稽古場最後にやりました。
なにもないので、「エア通し」なんですね。
いつの間にか、この言い方が定着しました。

その間、演出部をはじめとするスタッフは、劇場の仕込みを続けています。ありがたいことです。

俳優部は、最後の通しを確かめるように、確認するように続けます。

装置がないので、装置の後ろでなにをしているのかもよく分かります。それが「エア通し」です。

これはこれで発見の多い「通し」なのです。

そんなわけで、いよいよ、22日金曜日から始まります。
第三舞台の初演を見たことがある人も、新国立劇場の再演を見たことがある人も、
初めて見る人も、見るかどうか迷っている人も、どうぞ、だまされたと思ってお越し下さい。だましはしませんから。

はやく、お客さんに見ていただきたい作品になっていると思います。

写真は、なにもなくなったエア通しの最後の稽古場と、仕込み真っ最中のシアター・サンモールの客席です。

 

そんなわけで、待ってます。


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