「ホーボーズ・ソング」14

第11回公演/ホーボーズ・ソング 虚構の稽古場Blog 2015年8月7日

そんなわけで、鴻上です。最後の最後に、ブログの順番が回ってきました。いっつも、最後なんですよねえ。なんでしょうねえ。一度は、途中に紛れ込みたいんですけどねえ。
というわけで、さて、公演です。みっちーのブログを見て、「な、なんと、1年3カ月ぶりなのかあ!」と驚きました。なんか、ついこの間、公演をしたみたいな感覚でした。まあ、第三舞台の解散公演の時も、10年ぶりの公演なのに、稽古を始めた途端、ついこの間やった続きって感じでしたからね。何年も劇団をやっていると、そういう感覚になります。
虚構も、8年ですからね。
で、みっちーのブログを見てから、「お前たち!1年3カ月ぶりなんだから、成長してるよなあ!成長してないと、許さんぞー!」モードに突入しました。みっちーのせいです。客演をお願いした佃井皆美さんも『リンダ リンダ』以来4年ぶり、同じく客演のオレノグラフィティさんも去年の『グローブ・ジャングル』から1年3カ月ぶりですから、やっぱり「成長してるんでしょうねえ!」モードに突入しました。みっちーのせいです。

今回は、研修生として4人が参加します。4人には、そんな突っ込みはしません。初めてですからね。それなりに、芝居のキャリアを聞いて、それなりに問い詰めてます。わははは。

で、『虚構の劇団』としては、3年ぶりの新作だそうです。数カ月前に、『ベター・ハーフ』という新作を書きましたが、『虚構の劇団』では、なんと、3年ぶりでした。驚きです。これは自分に「お前、作家として成長してるんだろうなあ!」と突っ込んでいます。

写真は、演出部の会議。毎回、稽古の終わりに集まって、ああでもない、こうでもないと
話しています。演出部にも、今年入った研修生がいます。