第6回公演/アンダー・ザ・ロウズ

アンダー・ザ・ロウズ 17

第6回公演/アンダー・ザ・ロウズ 2011年4月4日

「酸味」と「甘味」のバランスとはとても大事なもので、それは表現活動でもそうですし、世界と関係をとる時には必要なんだと思います。
小野川晶が稽古場に差し入れてくれた、美味しいイチゴを食べながらそんなことを思っています。
すっぱいもの大好き、僕、杉浦一輝です。

そんな甘酸っぱいイチゴに、猿のようなスピードで手を伸ばした女性二人。

高橋奈津季と大杉さほり。

そんなイチゴの力もお借りして、残りわずかな稽古も酸味と甘味のバランスを探りながら、本番に向けてよっこらよっこら。

今日の稽古の半分は、シーンの転換を一つ一つ丁寧に確認。

照明、音響、役者たちの演技とともに、舞台装置も様々な形に変化し、「アンダー・ザ・ロウズ」の名のもとに融合していく。

そして劇場に足を運んでくださったお客さんと交じりあった時、これが一つの作品になります。

そこで何が生まれるかは僕らもわかりません。
それでも可能性を信じて、稽古場にはワクワクドキドキ、略してワクドキッが満ち溢れています。

どうぞ、劇場に観に来てください。

あ、ちなみにイチゴはバラ科の植物だそうですよ。


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