「青春の門〜放浪篇〜」稽古場日誌

稽古場ブログ 虚構の旅団vol.3/「青春の門〜放浪篇〜」 2016年1月26日

公演直前につき、虚構の劇団番外公演 虚構の旅団vol.3『青春の門〜放浪篇〜』のメンバーを紹介します!

まずは、三上陽永の、一言コメントつき!演出の千葉哲也さんと、
脚本の鐘下辰男さんの紹介です。

 

千葉 哲也(ちば てつや)

俳優、演出家。1963年神奈川県生まれ。
鐘下辰男が主宰する演劇企画集団THE・ガジラの中心的な俳優として多くの作品に出演。他にも様々な舞台作品・TVドラマ・映画に出演する実力派俳優。
1997年、第5回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。2004年、第39回紀伊国屋演劇賞 個人賞、2013年、第20回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。
2006年、俳優として参加していたTPT(シアタープロジェクト・東京)の『スラブ・ボーイズ』で自身初の演出を務める。同作で第14回読売演劇大賞 優秀演出家賞、2008年、『広い世界のほとりに』で第16回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞し、演出家としても活躍。

三上陽永の一言紹介!
「最初の印象は、巻きタバコを吸う、ギャングみたいな怖い人…でもその印象は180度変わります。人は見かけによらぬものとはまさに千葉さんの事。とってもお茶目な人なんですが…ま、それはご本人のイメージもあるので控えます。とっても熱く、演劇を強く愛する方です。そして、それを若い世代になんとか継承していきたいと本気で考えている。印象的だったのは、芝居を続けようか悩んでいる自分に「あと10年続けてみてよ。面白くなるからさ。俺の言ってる事がわかるよ。」と言ってくれた事。とっても嬉しかった。稽古場は、とにかく楽しいです。毎日飲みに行ってます。役者が生き生きと舞台に立つことができる。千葉さんの演出は、役者第一主義です。」

 

鐘下 辰男(かねした たつお)

1964年北海道生まれ。演劇企画集団「THE・ガジラ」主宰。
妻は舞台女優の文月遊。
骨太な表現を濃厚な人間関係が特徴的な演出を得意とする。
演劇界において独特な異才を放ち、数々の演劇・演出家賞を受賞している日本を代表する劇作家・演出家の一人である。
アジアを中心に世界的に現代演劇・新劇の創作に加えて、幅広い活動を続けている芸術家の一人でもある。

ガジラ公式サイトはこちら

 

「青春の門〜放浪篇〜」とは?

作家 五木寛之が1969年から『週刊現代』に断続的に連載している大河小説で、テレビドラマ化や映画化、漫画化もされた。全第8部からなる長編小説。
2008年に、「青春の門」の第3部、放浪篇を鐘下辰男が初の舞台化。

時は昭和30年。
伊吹信介は大学進学のため故郷筑豊から上京し、そこで出会った劇団の仲間と大いなる志を持って函館へ渡る。
そこで出会ったものとは…。


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