アンダー・ザ・ロウズ 4

第6回公演/アンダー・ザ・ロウズ 2011年3月20日

稽古場では様々なコミュニケーションが飛び交っています。

日常では敬遠されてしまいそうなコミュニケーションの仕方も、稽古場では許されてしまうのです。

そうです、私、杉浦一輝です。 

この文章の流れを完全に無視した自己紹介。
これは杉浦なりの、画面の向こうのあなたに対するコミュニケーション。
それとも私からの一方的な暴力か?

もしそうならば、広い心で許してもらえれば幸いです。

朝、稽古場に来たら、小野川晶と大杉さほりが渡辺芳博指導のもと、意味のわからない動きをやっていました。

両腕をバタバタバタバタ、ブンブンブンブン……。

これはダンスなのか?民族の変わった挨拶なのか?
はたまた、宇宙人と交流を図っているのか?

いかようにも受け取れるので、もう想像におまかせします。

 

地震により、様々な大変な状況が続いておりますが、僕らは何もできず、今日も稽古場に足を運び、芝居をやっています。

この大変な状況と、その中で自分たちが芝居をすることを、しっかりと受け止め、様々なコミュニケーションを試していきます。

何に繋がるとかは正直わかりません。

ただ、この稽古場でのコミュニケーションが、4月、劇場でお客さんとのコミュニケーションに広がり、そこで更に、新しい繋がりや広がりが生まれれば、嬉しいなぁと思います。

僕らはバカバカしいことを、精一杯やるのみです。

ただ、あの動きは一体何だったのだろうか……?


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